マシニングセンターって何？

私どもNCCマシナリーが扱う商品を説明していきます。
第一弾はマシニングセンター！

もちろんマシニングセンター以外の機械の買取・販売もしています。
機械売るならNCCマシナリー。よろしくお願いします。

■マシニングセンタ
簡単に言えばNCフライスのパワーアップ版がマシニングセンタです。
角モノ切削加工の主役です。

■年間販売台数/金額

金属工作機械の販売台数/金額は　62,518台/9112億円。
そのうちマシニングセンタは　　 20,155台/3172億円。

工作機械全体の3割以上を占めています。（データは2013年度） 内訳は下記の通りです。

立形マシニングセンタ　15,572台/1582億円
横形マシニングセンタ　  4,128台/1290億円
その他（門形など）　　  　455台/ 300億円

マシニングセンタの中では、台数では7割、金額では5割を 立形が占めているんですね。

■特徴
機能的には下記のような特徴を持つものをマシニングセンタと呼びます。
・コンピュータ数値制御（CNC)により自動的に加工を行う。
・工具自動交換装置を持つ
・フライス、中ぐり、穴あけ、ネジ加工などを1台を行える。

■種類
分類の仕方は色々ありますが、一般的には下記のような種類で分類します。

・立形マシニングセンタ
・横形マシニングセンタ
・5軸マシニングセンタ
・門形マシニングセンタ

■主なメーカー
・オークマ           （独自の技術路線、門型はNO.1）
・牧野フライス     （金型向け最強ブランド）
・ヤマザキマザック（最大手の工作機械メーカー）
・安田工業　　　　（最高の精度）
・キタムラ機械  　（頑丈で壊れない、低コスト）
・DMG森精機　 　（幅広いラインアップ）
・大阪機工　　　　（手頃な価格設定で人気）
・東芝機械　　　　（超高精度機から門型まで）
・碌々産業　　　　（基板加工からの精密加工機の老舗）
・ファナック　　　（ロボドリルは他社の追随を許さない）
・三菱重工業　　　（門型機に注力,中型機も一定のファン）
・松浦機械製作所　（5軸機など独自路線）

順不同。このほかにもございます。

販売台数でみると、マシニングセンタは ヤマザキマザック、DMG森精機、オークマ、牧野フライスが シェアを争っています。

世界中に販売網を持ち豊富なラインナップの、マザック・森精機
門型とOSP＋独自技術のオークマ
金型向けトップブランドの牧野フライス
こんなイメージでしょうか。

■マシニングの進化
フライスを元にこんな進化を遂げています。

汎用フライス
↓
NCフライス
↓
ATC付NCフライス
↓
マシニングセンタ
↓
高速高回転マシニングセンタ
↓
5軸制御マシニングセンタ

旋盤＋マシニングの機能をい持った複合加工機もあります。

工作機械の歴史でいえば、ATC付NCフライスの登場がキーポイントですが
日本の工作機械の評価を高めたのは、CNC装置の登場と、
高速高回転マシニングセンタ登場前後の技術革新があったからではないかと思っています。
小型化、高性能化という日本の製造業の強みが存分に発揮されたと感じています。

立形、横形、門形、それぞれに強いメーカーや
金型向けや部品加工向けなど用途ごとに特徴あるメーカーさんなども
今後紹介していきたいですね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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